
ローマの夏の風物詩、第28回目を迎えるイゾラデルチネマにて、今年も在イタリア日本国大使館及び日本政府観光局(JNTO)ローマ事務所との共催で、「四国」をテーマとした日本文化紹介イベントを開催します。当館からは、高知県は舞台となっている細田守監督アニメ作品『竜とそばかすの姫』の上映を実施します。
当日は19時から21時まで、レクサス・アレーナ前広場(入場無料)で書道体験及び浴衣着付け体験、四国を始めとする日本についての観光案内のほか、プロ阿波踊りエンターテインメント集団「寶船」によるミニパフォーマンス及びワークショップが行われます。
21時からは、レクサス・アレーナ(入場料6ユーロ)にて、「寶船」による阿波踊り公演、そして高知県が舞台となっている細田守監督によるアニメ映画『竜とそばかすの姫』の上映が行われます。
プログラム
19:00-21:00頃 アレーナ前「日本広場」(入場無料)
四国等の観光案内ブース
プロ阿波踊りエンターテインメント集団「寶船」によるワークショップ(全2回:(1)19:30~、(2)20:15~)
日本文化紹介ブース(書道体験、浴衣着付け体験)
21:00-23:30頃 レクサス・アレーナ(入場料6ユーロ。チケットはオンラインにて購入可能。)
21:00 「寶船」による阿波踊り公演
21:30頃 細田守監督作品『竜とそばかすの姫 (Belle)』の上映
イベントのパンフレットはこちら

竜とそばかすの姫
細田守 監督
2021年/122分
(日本語音声・イタリア語字幕)
あらすじ
50億人がすれ違う美しくも残酷な仮想世界。ベルの歌声は世界を変える――
自然豊かな高知の田舎に住む17歳の女子高校生・内藤鈴(すず)は、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。数億のAsが集うベルの大規模コンサートの日。突如、轟音とともにベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在だった。乱暴で傲慢な竜によりコンサートは無茶苦茶に。そんな竜が抱える大きな傷の秘密を知りたいと近づくベル。一方、竜もまた、ベルの優しい歌声に少しずつ心を開いていく。
やがて世界中で巻き起こる、竜の正体探しアンベイル。<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。
現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。
(出典: 「竜とそばかすの姫」公式サイト (ryu-to-sobakasu-no-hime.jp))